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学習会研究授業

研究授業でした。
相変わらず緊張してました。
前回より意識的に和やかにしようと思ったんですが、傍から見たらやっぱり強張った顔をしていたらしい…
修行が足りませんな。
修行してどうこうなるもんでもない気はしますが。

学習会の授業をしたのはサトウ先生(1-3)と私(4-1)でした。
教科は体育的活動(マット)と体育(セストボール)でした。
うちの学校の低は、総合学習なので教科として出すのではなく、○○的活動になるのです。

授業やるとき、何に驚いたかって態度が違うことですよ。
4-1の子たちは余所行きの顔をちゃんと持っているようです。
2年生でやったときはそんなん無かったけど、中学年も後半を迎えるとそれくらいは朝飯前なのでしょう。
あともう一つは、2分ハーフだった試合時間がいつの間にか3分ハーフになっていたこと。
これは別に私が間違えたのではなく、体育委員がルールを自分達で決めてきたんですよ。
朝、たまたまクラスの前を通ったらルールの発表をやってて、内心「何ぃっ!!」と思ったんですが、聞いてたら突飛なことを言っているわけではなく、今までやってきたことをちゃんと踏まえたルールになっていました。
が、そのときは3分ハーフになっていることに気づかず、授業を迎えてゲームをやろうとしたら「3分だよ!」と言われて「え?」となったわけです。
(ちなみに過激なルールもありました。相手チームに文句を言ったら出場停止になるらしいです。提案した子もされた子も納得していたのが不思議です。子どもが考えるゲームというのはかなりシビアなんですね。)

協議会では思ったとおりのところを突っ込まれました。
結局、今日の私からの投げかけは教師発のものであり、子ども発ではないものが含まれていたのが問題だったのです。
それをドリルゲームで行ったところで、子ども生き生きとするわけないですよね…
現に、ゲームの途中に取ったチームミーティングの時間では生き生きとした話し合いや練習風景画見られました。
しまった…と思った瞬間です。

要は私の思いが子ども達の現状とマッチしていなかったのです。
指導案を立てる時点で、今まで撮っておいたゲーム様相を見て、次はこれが課題になりそうだなぁ。という予想が、書いている間にいつの間にか自分の中で、これが子ども達の課題だ。と断定していたのかもしれません。

協議会の後にもアドバイスして頂きました。
ゲームの中で効果的にほめる方法です。
今日の授業でも指摘されたんですが、今日のめあてを明確にクリアできた子をほめた方が良いというのは重々承知している…つもりだったんです。
しかし、見て頂いた先生方にはそう映っていなかった。
もっとほめた方が良い。と。

それは私のほめ方がポイントを押さえたものではなかったからです。
一つはタイミング。
子どもがほめられるべき瞬間を逃してはならないのです。
その瞬間というのは今日のめあてをクリアしたとき等が考えられます。
私は今までゲームを何となく見ていたのかもしれません。
タイミング良くほめるには、指示を出すつもりで見ると良いことを教えてもらいました。
そうやって先読みしながら見てくと、タイミングを逸することが少なくなるとのこと。
考えてみれば、私はサッカーや野球といったボールゲームを見るのは好きじゃありません。いわゆる監督になって見ていなかったから楽しめなかったのかな。なんて思ったり。

もう一つは全体にまんべんなくほめるよりは、あるチームに張り付いて、そこにOKサインを出してあげた方が全体が盛り上がるというのです。
教師は「花咲かじいさん」であれ。
一つのチームに花が咲いてから他のチームに移ってまた花を咲かせる。
ある一つのチームに花が咲けば、その花は隣のチームにも飛んでいる。

教育って正解は無いと思うので、これが絶対だとは思わないけど、やっぱり奥が深いなぁ。

やる前はレースと同じように緊張するけど、授業やって良かった。
研究授業はやっぱ授業者が一番得をしますね。

今日の晩御飯
海鮮みそ辛つけめん@穣 with Oクマ先生
 (うちの近くにあるラーメン屋です。先生はここがお気に入りのようで。ご馳走様でした。)

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