Translate

テストを返却して思ったこと

今週はテスト返しの週です。
テスト実施も初っ端なら、テスト返しも初っ端でした。

朝のうちに解答例を印刷。
返却時に伝えることを確認。
いざ、テストを返却。

どのクラスに行っても反応は似たようなものでした。
予想通り、ワーワーキャーキャーやかましい。
何歳になってもテストの結果は気になりますよね。

私は試されるのが好きではありませんが、テストや試合、ポイント練習をした後は達成感を得られる可能性が高いように思います。
それとは反対に挫折感を味わうこともありますが、それはそれで良いことかもなぁと思います。

一度挫折しただけで、見込みがあるか否かを決めてしまうのは問題があるかもしれません。
でも、「辞める」と「始める」をセットで考えれば、自分のやりたいことに注力できる可能性が高まります。

と言っても学校(特に義務教育)は「辞める」という選択肢が無いといっても過言ではありません。むしろ「始める」ことで溢れています。
そう考えると、学校は理不尽なことを子どもたちに強いているような…

成功体験の重要性が説かれるのは、そのせいなのでしょうか。
成功すれば、やる気が出て、引き続き頑張ることができるでしょうから。
成功体験は、辞めることを食い止める手立てだと考えることができます。

一方、成功体験を得られなかった場合、辞めることができない子どもたちは「手を抜く」という形で「辞める」を実現します。
将来的には専門化していくのだから、義務教育が終了するまでは手を抜くことになっても放っておけば良いのでしょうか。

この辺りは、義務教育期間=9年間は適正か、という問題もあると思います。
世の中は授業時数増加に向かっていますが、それは「学習しなければならない事柄を消化するために必要だから」という理論ですよね。
だったら、学習内容を精選して、その事柄を減らせば良い。
そうすれば、義務教育期間は短くなり、選択的に学習できる時間が伸びます。

義務教育が9年間というのは置いといて、自分のやりたいことを選択できる期間を設けるのも一つの手だと思います。これによって、子どもたちが手を抜くことを学習しなくて済むでしょう。
「やればいいんでしょ」ではなく「やりたい!」と思っている子どもが増えれば、先生もやる気が高まるような気がするんですけどね。

全然、テスト返しに関係ない話してますね…
極論だし。
この辺でやめときます。

さて、これで今学期の業務はほぼ終了です。
生徒のみなさん良い夏休みを。

コメント

このブログの人気の投稿

クーパー走

保健の授業

Web時計つくりました