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学校でイッパクキャンプ

正直、無謀だと思った。
こちらが裏で動くのは当然だけど、子どもたちだけでここまで成立するんだなぁ。

子どもたちが学校に泊まると言い出したのは、確か3週間くらい前。
そのときは、本当にやるんかなぁ?って思っていた程度だった。

それが、段々現実味を帯びてきた。
驚いたのは先生が指示したわけでもないのに、承諾書を作って「これ印刷して」って言ってきたことです。
ちゃんと保護者の名前を書く欄がある…
但し書きのところに、塾は欠席する理由になりません!とか強気なことを書いてあったりしますが、内容自体はしっかりしていました。
そういった準備を子ども達が自発的に進め、最終的にOクマ先生がGOサインを出したため、決行するに至ったのです。

子ども達は午前中から泊まる場所の準備をしました。
荒天が予想されたため、児童館に小屋らしきものを作ってそこで寝ることになったようです。
まだこの後1年の保護者会で使う予定があるらしいが…良いのだろうか…

これは寝れるだろうなという場所ができあがり、子どもたちは給食へ。
午後一番に保護者を呼んでダンスを披露したらしいのですが、私はそのとき代表委員会のため見れず。

ダンスを終えて、保護者会が開かれる関係でしばらく活動できないため、体育館へ。
ちなみに今日のスケジュールは準備と同じく、全て子どもたちが決めています。
しかも、基本的に先生の手は加わっておりません。

子どもたちはこの後、体育館で2時間くらい遊んでいました。
夜寝てもらうためには必要な運動ですな。

16時くらいから晩御飯の準備。
メニューはカレーとフルーツポンチ。
家庭科を習っていない子たちが包丁を使う…こえぇ…
火をおこしたこと無い子が炭に火をつける…こえぇ…
この辺りは、目を光らせまくりました。
指が4本になるとか絶対避けなければいけませんからねぇ。
幸い包丁で怪我をする子はいませんでした。
残念ながらピーラーで自分の指の皮まで切った子はいましたが…って、それ金属製じゃないのに…

カレーを煮込む段階になればほぼ安心です。
でっけー鍋でコトコト煮込む。
途中、味を見るが薄い…これは薄い。
ということで、子ども達はルーを買いに行き、鍋に投入。
おぉ、いい味だ。
具は煮えているかな?と思ってじゃがいもを取り出して食べてみた。
まだシャリシャリするな…
ん?これ、リンゴだ。
そうです。子どもたちはリンゴを細かくせず、ゴロっとした形のまま放り込んでいたのです。
隠し味になりきれていないリンゴがごっそり入っていたのは斬新でしたね。
ローリエも結構入れていました。おぉぉ、ちょっと香りが強すぎるような…

そんなカレーが完成したのは19時前。予想より早い。
さてお味は…
お~~~!想像以上に美味しい!
米も鍋で炊いています。
これも美味い。ちゃんと食べれる幸せを感じます。

食後はゲーム。
本当はきもだめしだったらしいけど、足元は悪いし、校舎の中ではPの理事会をやっている関係で騒ぐわけにもいかなかったのです。
ゲームの終わりに一人一言という時間が設けられていました。
よくこんな時間を設けようと考えたよなぁ。

そんなわけで時間はあっという間に過ぎて22時。
就寝のためにテントっぽいところに子ども達が入っていきます。
ちょろちょろする子はもちろん叱られる対象です。

私とOクマ先生はステージ側に陣取り、子どもを監視できる位置で横になる。
体育のマットの上で寝ることになるとは…。

最後に寝た子は5時。
最初に起きた子は4時。
この夜は、意識途切れ途切れで過ぎていきました。

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