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第12回体育授業研究会1日目

授業研が始まりました。
雰囲気としては、ランニング学会と似ているかもしれない。
それよりも更に緩めな面もあるくらい。

本日のプログラムはお昼過ぎから開始で、
・授業公開
・開会行事
・群馬体育授業研究会からの提案
・講演
という形でした。

授業公開は4年のバスケットボール型。
やたら静かだったことが印象的だった。
教師も子どもも緊張してんのかな?とも思ったが、教師の声かけがやたら少ないのが気になった。これは緊張が原因ではないという気がしたのです。
後になって静かな理由が分かりました。

群馬は今、群大と教育委員会の連携プロジェクトとして作成した、ボール運動領域プログラムを推しているらしい。
これは、体育授業をどうやっていいか分からない小学校教師のためのものであるようです。
これを参考に授業を行えば、誰でもそれなりの授業が出来る。といった類のものと思われます。

というわけで、授業公開をしていた方は、まったく体育を専門している方ではなかったのです。
この後に行われた群馬の先生方からの提案のときに、プログラムの良さを色々と仰っていました。
確かに綿密に作成されたこのプログラムは素晴らしいとは思うのですが、せっかく授業を見に行ってんだから、力のある先生の授業が見たかったなぁというのが正直なところ。

提案の後は、T橋T夫先生の講演。
お話のテーマは、『確かな学力の形成とこれからの体育』でした。
中身は新学習指導要領のお話でした。
最初にちょっと喋った後、残りの時間は質疑応答でした。

その中でこんなことが話題になった。
新学習指導要領において、言語的な能力は重点を置かれているところです。そこで、体育でも言語的な能力を!と前面では言っているが、実際は態度の育成が求められている。
言うなれば「身体能力」「態度」「知識、思考・判断」は、いわゆる近い目標であり、言語的な能力は遠い目標として位置づけられている。
この近い目標と遠い目標という言い回しは、個人的にはしっくりきた。
そして自分のように未熟なものには、近い目標で手一杯になってしまい、遠い目標を意識していたら近い目標すらも達成できないのではないかという気がした。
かと言って、指導要領に示されたら手をつけないわけにはいかないしねぇ。

1日目のプログラムが終了し、電車で高崎へ。
近くに宿泊場所が無いので、宿は高崎なのです。
高崎アーバンホテルにチェックインし、ワシントンホテルプラザにあるガスライトというお店へ。
シンポジウムやパネリストの先生方、群馬のメンバーと、東京のメンバーが中心になった懇親会です。
最初はナオイさんと2人で所在無さ感たっぷりでしたが、いい感じにアルコールが回ってきたところで、T橋T夫先生、群大のYマニシ先生、元会長のHヤシ先生のところにご挨拶に行ってみた。
何で行ってみようと思ったかよく覚えてないが、T橋先生とYマニシ先生は同級生であることと、Yマニシ先生はランニング学会で起こった例のアレのことを覚えていらっしゃったことは明らかになった。

何時頃にお開きになったかは分かりませんが、疲れていたのは確かです。
ベッドの上に倒れこんでそのまま寝ていました。

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