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第14回体育授業研究会奈良大会3日目

今日は一般発表の日。いくつかあった中の2つを紹介…というよりメモを晒します。

体つくり運動における持久走の効果的な授業づくりに関する検討(Fクガサコ先生)
導入として、心拍数と主観的運動強度について指導する。
主観的運動強度を応用して、ややきついor楽であるくらいで走りましょうという投げかけをした。
ドラム缶式のトラックを用いる(図参照)。
1周60秒で走り続けることができるコースを選択する。
単元中、走る時間も少しずつ長くする。Max10分。

学習カードには、単元序盤では疲れるなどの意見が多い。
一方で、達成感があると記述する場合もあった。
教師の評価は、学習カードに対する赤ペンなど。

座長:Sズキ理先生
客観的なタイムでペースを決定していくよりは、主観的な内省を元に決定していっても良いのでは?
きつかったけど楽しかったという子もいたのでは?
→いた。だが、今回は長く走らせることが目的だった。

中長距離走の実践をやってみたいので、そのためのメモでした。

これじゃダメだよ!体育授業―大学生からみた「体育授業」の実態―(Dイ先生)
小学校教員養成課程に所属する大学生を対象に、「こんな体育教師は嫌だ」「こんな体育授業は嫌だ」という経験、考えを絵日記風に自由に書かせたものを分析した研究。
タイトルからしてインパクト抜群であるが、内容も面白かった。
学術的にどうこうというのは別にして、実践者として心が痛んだり、はっとさせられるような内容だった。

例えば…
子どもの扱いに関することでは、「うまい子、出来る子にだけアドバイス」というのがトップである。絵にはその姿が対照的に描かれている(ため息まで描かれている…)。
授業のやり方に関しては、「授業の目的・意図・内容がわからない」が多く、それに関連して指示や説明に関するコメントでは「説明ばかり」「説明が下手でぶれる」といった内容が挙がっている。

上記したのは有り得そうなコメントだけだが、この他にも有り得ないような教師像が描かれている。
でも、それは有り得ないようで、実際にいらっしゃる先生像(子どもから見た先生という意味で像)なのです。
面白かったけど、少し恐ろしい発表でした。

研究会終了後、風酔で昼食。
この後、解散。

私は、ヨウさん、Sンドウさんと法隆寺へ。

雨が降っていましたが、むしろ貴重な機会だ!と無理矢理プラス思考で歩きました。
最寄の駅が法隆寺駅な上に、このあたりの住所は法隆寺という名称がついていることからも想像できますが、かなり大きなお寺です。
大荷物を持って歩くのはしんどい…

日本最古の五重塔。
東大寺と同じく、どうやって作ったんだろうなぁ?
不思議です…
五重塔の構造はスカイツリーにも応用されていますよね。
いつまでも使われる技術って本当にスゴイよな〜。

みなさんと別れて大阪へ。
疲れがたまっていたせいか、ホテルに着いたらベッドから離れられなくなってしまいました。
おやすみなさい。

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