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平成22年度大運動会

5時30分に出勤。
早いな〜
早いよ〜

でも、既にお父さんが一人いらっしゃっていました…
ん〜…それは、どうだろうか…

早朝のグラウンドを走る。
グラコン最高です。
適度な湿度のお陰でラインもはっきり残っています。

そんな好条件の中、運動会はスタートしました。

今年度の運動会では、私の中で一つ確かめたいことがありました。
「先生が熱くなってもしょうがない」
つまり、「先生が熱くなったところで良い結果は生まれない」
これは本当なのだろうか?
それが確かめたかったのです。

そういうわけで、今回は練習では鬼になりました。
当日は、こっちから盛り上がり、ガンガン煽りました。

そして、結果はというと…
惨敗でした…

失敗しなかったチームが勝ちに近づく運動会において、ミスが頻発したのです。
あれがなければ…
と思わんでもないですが、そもそも私の指導が未熟だったのでしょう。

強いチームの特徴は、なりふりかまわず練習していることです。
いや、「なりふりかまわず」であるにも関わらず、一見すると「なりふりかまわず」ではないところが特徴でしょうか。

時間の無い中で練習時間を確保する。
魔法の言葉で子どものモチベーションをコントロールする。
…まだまだ研究の余地が残されているようです。

学級が惨敗した上に、橙組は残念ながら大敗。
低学年は活躍する場がありましたが、その他は…

4年生は、みんなの旗の片付けもあるので、それを終えてから帰りの会。
負けに負けて良い事なしでしたが、ひとつだけ良いことがありました。
全員がその結果を「悔しい」と思ったということです。
それだけ一生懸命やったんですね。

みんなが同じ方向へ向かって動き、失敗する経験ってなかなかできないと思うんですよね。
学級経営上、最終的には成功に持っていくのが一般的でしょう。
ところが、運動会だけは必ず成功か失敗に振り分けられます。
もちろん、他のメンバーや、他の学年で補償されるかもしれません。
でも、このメンバーでは1回こっきりのチャンスです。
勝たせてあげたい。
正直な気持ちです。
しかし、結果は出てしまいました。
負けは負けです。
残された問題は、それをどう受け止めるか、です。
2組の子どもたちは皆、「悔しい」という意志を示しました。
結果に正対した子どもたちは、まさに一丸となっていたのです。

運動会に向けて一生懸命練習してきた日々は決して無駄じゃありませんでした。
それを実感できただけでも良かったと思います。

負けから始まる学級経営か。
その方が何かとやりやすいかもしれませんね。
て言うか、それしか知らないので、勝ちから始まる学級経営と比較する術はないだけなんですけどね。
負け犬の理論と言えばその通りですな。
ま、それでも今ある状態は変えることができません。
それはそれとして受け止めて、最善のストーリーを紡いでいくだけです。

運動会終了後、お疲れ様の会。
総指揮として一言コメントする機会を頂きました。
頭が真っ白になったこともありましたが、みなさんのお陰で無事に終了することができました。
そのようなことを言っていたら、ウチダ先生が
「前置きはいいから、内容は?」
と突っ込んできたので、
間髪入れず「くやしかったです。」と。
後の言葉は必要ありません。
笑いを誘ってお終いです。

兎にも角にも先生方のお世話になりっぱなしの運動会でした。
本当にありがとうございました。

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