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小学部会1月例会

2010年最初の例会@おなづか小。
会場が急遽変わって、ナオイさんの勤務校になりました。
駅からの道がちょっとわかりにくい…

本日の提案は、ミユキ先生。低学年の体つくり運動でした。

実技研でやった人間すごろくは、子どもにとっても分かりやすくて良いなと思いました。
陸上をやっていた人にとっては、サーキットに見えるかもしれませんが…
実技研は授業に近いものでした。
サトシ先生が仰る通り、安心して見ていられる感じです。
こういう提案ができるようになりたいですね。

体つくりは、他の運動に必要な基礎感覚を身につけるためにやるものではないが、それを包括するような運動を提示しても良い。
一見、意味のないような動きも何かにつながる可能性があるというものは、体つくりにあてがわれているようなイメージがある。
だから、現場では「何が正解なんですか?」とか「文科省からこれだけ動きが例示されていますけど、どれができたらAなんですか?」という疑問を持たざるをえない状況に追い込まれているのだと思う。

現状としては、帯単元で準備運動として扱われることが多いようである。
自分がやるとしたら、やっぱり帯でやると思う。
しかも、他の運動に転移することをねらって提示するだろう。

でも、それは正解なのか分からない。
いわゆる運動の基礎感覚なんていうのは、自分の生活環境だと自然に身につけていたものが多い。例えば、木登りをするために木にしがみついたり、田んぼで虫を探すために四つ這いになったりすることによって、それぞれ体のしめ感覚、手支持感覚を養っていたと言えるだろう。
つまり、生活場面で補強されていたから授業時間を割く必要は低かったと言える。
ところが、今はそれを補わければならない環境にある子どもたちを相手にしている。
授業で扱う理由があるのだ。

でも、それだけであれば、体つくりとして領域を構成しなくても良いだろう。
準備運動で事足りる。
領域を構成するからには、一見意味のないような動きにもやはり価値があるのかもしれない。
そうであれば、基礎感覚づくりばかりを取り扱っても良いではないかと声高に言うことはできないように思う。

最終的に、今目の前にいる子どもをこうしたい!という思いの下、授業をつくっていくしかないのだと思う。

部会後、蒲田駅の近くで新年会@鳥良。
今年もよろしくお願いします。

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