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第2回冬の研修会

体育授業研究会の冬の研修会も2回目を迎えました。
今年も年末ながら会議室いっぱいの参加者を得ることができました。

今回のテーマは「ゴール型ゲームの授業づくり」でした。
特に陣取りゴール型についての話題が多かったですね。

午前中はウチダ先生とNカジマ先生の実践報告から始まりました。
ウチダ先生は、戦術学習や、On the Ball SkillとOff the Ball Movement、そしてゲーム理解という観点から授業づくりについてお話ししていました
Nカジマ先生は、豊富な実践を元に、子どもたちがゲームの中で意図的・選択的な判断が行えるための教材づくりについて紹介していました。

そして、実践報告をひとつのきっかけとしてグループ討議「ゴール型ボールゲームを考える」です。
私のいたグループの話題としては、日々の授業のこだわりや、小学校におけるタグラグビーとフラッグフットボールの区別の必要性が挙がりました。
小学校教育では種目を教えているわけではありません。
タグラグビーとフラッグフットボールであれば、これらを区別するのではなく、動きを優先するのか、作戦を優先するのかによって、どちらかに偏るぐらいの考え方でいいのではないかと思いました。
Tルオカ先生、司会お疲れ様でした。

お昼休み。
今年はお弁当を注文しなかったのでセブンで買い出し。

午後のプログラムは実技研からスタート。Wサトウ先生です。
まずは、ヨウヘイ先生の「フラッグフットボール」
大人がやると、守備が堅すぎてなかなか得点につながらない。
提案にあった「立案・振り返り・確認」というプロセスは確保しやすいことは間違いない。また、一回ごとにプレーが切れるため、プレーを行う補償があるのは魅力だと思う。
しかし、体育の授業45分×数回でどこまで高められるだろうか。

続いて、ヨシヒト先生(通称ゼンちゃん)の「タグラグビー」
先日、自分で実践して思いましたが、やっぱりタグラグビーってルールが多いんだと思いました。
ラグビー選手にとってはルールではなく、当たり前になっている部分が多いせいかな。

根本的にはとても単純です。
でも、授業をするときは「このルールをここで提示して…」とか考えすぎてしまったんだろうなぁ、と今になって校内研を振り返る。

実技研を終えて、本日最後のプログラムです。
オサム先生の提案。問題提起と協議「ゲームの傾向と対策を基盤にした授業づくり」です。

競争のしくみ(ゲーム構造)を元に球技を分類されているのがとても興味深かった。
「そのゲームでプレイヤーが解決を迫られる課題(=学習内容)は何か?」
これを授業者が十分に理解し、子どもたちに調理した形で提供しなければならないのでしょう。

そして、もうひとつ「ゲームの傾向と対策」を基盤にした授業について提案なさっていましたが、ちょっと私には難しく書くと長くなるので割愛。
言いたいことはわかるんですけど、まだ説明はできません。また会ったときに詳しく聞いてみよう。

打ち上げ@福福屋。
Kクノスケ先生に飲み会で教わることが多い(「飲み会でしか会わない」と冗談交じりに言われるくらい飲み会の印象が強いんですな。お互い)。
オサム先生とゴールは一緒なんだと思う。
でも、伝わらなければ意味がないというのを強く感じていらっしゃる。
その辺はやっぱり根っこが実践者というのが影響しているんだろうなぁ。

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