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「えーと」「あのー」って言う理由

授業研究会も終わって、比較的落ち着いて生活できる週がやってきました。
今週は4日間しかないから、先生的にもやや余裕があります。
ま、週明けはフワフワした感じの子が多いですが。
それでも少しお話を聞かせる時間をとれば、落ち着いた雰囲気がすぐできます。

そんなわけで今日は、何で「えーと」「あのー」って言っちゃうのかっていうお話をしました。
  1. 単に練習不足
  2. ストーリーが固まっていない
  3. 実は心から話したい内容ではない
  4. 準備してきたことを全部話さなければならないという思いこみ
  5. 沈黙に対する恐怖
via プレゼンで「えーと」「あのー」を言ってしまう5つの理由 - Think! Think! Think! ~中小企業診断士イノウエの思考術~
学校で発言するのとプレゼンってちょっと違うかもしれないけど、当たらずとも遠からずじゃないですか?
特に気になるのは5番目の「沈黙に対する恐怖」です。
これは、子どもでなくともウッとなってしまうことかもしれません。
しかし、思っている以上に子どもたちは沈黙に対して弱いと感じます。

だから、子どもたちにははっきりと言うのです。
「先生も沈黙は嫌いだなんだよ。」

一方で、こうも言います。
「その代わり、静寂は良いと思う。」

沈黙と静寂。
共に物音がしない様子を表しています。
私だけかもしれませんけど、何となく前者に強制的な印象を受けてしまうんですよね。
だから私は静寂の方が好き。

集団が賑やかなのは大いに結構なことです。
でも、時には大勢なのにひっそりとした雰囲気を醸し出すのも良いと思います。
そんな時、一人ひとりの中にも静寂が生まれるからです。

自分の中に静寂があれば、周囲の静寂にも耐えられる。
その状態で1秒でも2秒でもいいから、考えてお話できるようになれると良いですね。
そうなれば「えーと」「あのー」の出番は減りそうです。

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