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小学部会2月例会

今月の例会は、私が提案させて頂きました。
2週間前に行った授業研究会の内容を中心にお話しました。

授業研究会で行った単元は、集団マット運動『ドミノマット』でした。
例によって「何を学ばせたかったのか?」と問われました。
技能と表現に分けるとするならば、表現の部分を伸ばしたかったと答えました。

でも、単技は単技として技能を高めようと努めたのも確かです。
結果として、私の指導力が足りず、技のレベルを十分に高めることができなかったのかもしれません。

議論を続けているうちに、ふと思いました。
「ずば抜けたパフォーマンスを見せることが必要なのだ。」
少なくとも公開することを考えると、参会者は良い授業を見たいのだ。
良い授業とは何かというと、色んな考え方があると思う。
でも、子どもにとって良い授業を志向する上で、パフォーマンスの発揮は見逃せないポイントでしょう。

Mウラさんは、マット運動を実践するときに、技を決めてその習熟を目指したそうです。
「形にしなきゃ!」という思いがあるからだと言う。
その通りだと思う。

たとえ表現だと言っても、子どもたちがムチャクチャ動いているのを良しとする教員はいない。
どこかで修正をかける場面があるはずです。
子どもの試行錯誤と、教員から修正の視点を与えることによって、子どもたちの技は習熟していきます。

授業を公開するときには、その場面を切り取って参会者に見て頂くことになる。
そして、どれか一つの場面でも欠けていると、協議の場でツッコまれるのです。
例えば…
「子どもたちにどのような工夫を期待した発問だったんですか?」
「この授業における教師の役割は何ですか?」
「◯◯のような動きをしていた子どもがいたが、次時における教師の手立ては?」
などなど(実際に言われたもの含む)。

今の私には「これは!」という授業実践がなく、毎回ありがたいご指摘を受けている状態です。
しかし、そんな今の自分だからこそ、感じられることもあるのだと思います。
いくら授業の名人だと言われる人でも、最初から授業がうまいわけありません。
今は「できるようにさせちゃう」指導力を身に付けなければならない時期だと思い、ご指摘を明日の授業に活かしていくしかありません。

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