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子ども。遊び。権利。

ペットボトルキャップをはじいて遊ぶのがずーっと流行している4-2なわけですが、先日、ある約束を破って担任(私)に禁止宣告されそうな危機を迎えました。

今日はそのことについて話す機会を設けました。

事の始まりは、「ペットボトルキャップで遊ぶのは良いけど、人の机を勝手に使ったりして迷惑だ。」という苦情から始まりました。

「人の机を使わなければ良い。」

「許可をもらえば良い。」

「許可をもらったとしても、机の上の物を落としたり、元に戻さないのは良いのか?」

「約束を破ったら強制的に捨てる。自業自得。」

「禁止する。」

そんな過激な意見まで飛び出したとき、ペットボトルキャップで遊ぶ人とそうでない人で意見が大きく分かれました。そして、無関心になっている気配を感じたので問いかけてみました。

「禁止でいいの?本当に遊びたいあの子の顔を見てごらん。」

その子の顔は明らかに曇っています。
目は潤んでいます。

そんな問いかけをした後、「ちゃんと約束を守れば禁止する必要はない。」という意見が出ました。

子どもたちは賢いですね。
議論の終わりにある子がこう言いました。

人に迷惑をかけないように遊ばないといけない。

今回はたまたまペットボトルキャップで遊ぶ人とそうでない人に立場が分かれましたが、他の遊びの場合もあるでしょう。
自分が禁止される立場だったら辛いよね。

そういった視点で行動すれば、「先生〜、◯◯くんが〜(うんたらかんたら)」ということも減ることでしょう。
これからに期待です。

手立てとして、時々振り返るチャンスを作りたいと思います。

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