Kズタカ先生の授業研究でした。 2年総合学習・道徳的な学習でした。 『 そらまめくんのベッド 』という絵本を使った実践です。 Kズタカ先生は、読み聞かせにおいて、間を大切にしたいということをおっしゃっていました。 その間に、子どもたちが少しくらい喋ってしまっても良い。 肩が触れ合う状態で、ああじゃないか、こうじゃないか、そんなことを考えたりすることで、雰囲気を共有することに意味があるという主張でした。 協議会では、「低学年ならではの活動を豊富にしていったら良いのではないか。」という指摘がある一方で、「板書が多くても、この3ヶ月で慣れてきた子どもたちならできる。」という意見もありました。 確かに、教師が2回書いていることに気づくほどしっかり見ているのです。 今回は3つの場面を提示していたことから、そのときのそらまめくんの気持ちの移り変わりを子どもたちに意識させたかったんだと思います。 しかし、子どもたちの発想は、そこだけにとどまらず、その他の登場人物にも広がりました。 どこに(または何に)焦点化させるべきだったか。 私としては、絵本を使っているのだから絵、つまり登場人物の表情を題材にしても良いのではないかと思いました。道徳の副読本を扱っているのではないのでもっと柔軟なアプローチがあっても良いと思ったからです。 協議会の終わりにKズタカ先生が言った言葉が印象に残っています。 「自分のクラスの子どもたちという視点を持って協議するのが新鮮だった。」 うちのクラスなら… 自分がやるなら… そういう視点で協議会をすることはあまり無いらしい。 逆に私はそういった形以外の協議会というのにあまり触れたことが無いんだよなぁ。 打ち上げ@みどり。 この場でも、先程の「間」についてお話しました。 間は言い換えれば静寂です。 近頃は、静寂に耐えられない子がいるのでは?と言われたりもする。 しかし、それはあくまで大人目線。 (大人にとって)耐えられる=(子どもにとって)楽しめる そう思わせる仕掛けを用意するのが教師の役目である。 そうだよな〜。 仕掛けられる先生になるためには勉強が必要なようです。 打ち上げ後、もどってちょい仕事。