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型よりも楽しさ

お昼休み。
昼食を食べてゆっくりしていると、Iテヤ先生がいらっしゃいました。
隣の小学校で研究授業があったらしく、その帰りに立ち寄ったのだそうです。

ちょうど午後から柔道の授業をやることになっていたので、そのことについてお話しました。
Iテヤ先生としては、やはり柔道を楽しくやってほしいという思いがあるようです。

例えば、後ろ受け身の練習において、型にこだわる必要はあるのでしょうか。
それよりも安全にこだわる方が大切なのは明らかですよね。
型にこだわると、首まわりの筋力が足らないことで後方に倒れたときに顎が上がってしまい、頭を畳に打ち付けることも考えられます。
それならば、真後ろでなくとも、少し体を捻るような形で左右どちらかに体を傾ければ、肩が邪魔をしてくれるため、頭を着かなくて済みます。

現状、他のボールゲーム等は生徒の実態に合わせて簡易化したルールで行うといった事は一般的に行われています。
しかしながら、柔道の場合には簡易化の方向性が一般的になっているとは言い難く、指導者としてはどうしても「型(いかにも正しそうに聞こえるもの)」に頼らざるを得ないのではないでしょうか。
専門的に取り組んでいらっしゃった方に意見を求められる状況にある場合には、何らかの方策を示して頂ける可能性がありますが、そうでない場合には…

Iテヤ先生はこれから工夫された用具を使って、楽しく柔道できる場の提供を目指されるそうです。
確かに畳が柔らかく、ポップな色合いだったら、小さい子どもでも楽しめそうですよね。
またお会いした時にアイディアをお伺いしたいと思います。

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