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耳の日

子どもたちは耳が悪いわけではないけど、話が聞けないときもあります。
話を聞くのって簡単で難しいことだと思います。

今日は突然音楽をすることになりました。
金曜日に音楽劇の本番を控えているにも関わらず、リハーサルの様子を撮った映像を見た子どもたちが練習すると言い出したのです。

条件を出しました。
真剣にやること。それだけです。
教室をでる時から一言も話さないことを約束して、並んで行くことにしました。

思わずしゃべる子が出ます。
はい、戻って。
行けますか?じゃあ、行きましょう。
再びしゃべる子。
戻って。
行きますか?行きませんか?じゃあ、行きましょう。
こんなやり取りがありつつ、最終的にはシーンとしたまま音楽室に向かうことになりました。

最終リハを見終えて、「集中してるとここまで差が出るのか!?」と正直に思いました。
本番が楽しみですね。

3時間目には5年生の音楽会がありました。
私の隣にいた子が「こうやって目を閉じて聞いていると、本当に良い音楽だと思ったときに鳥肌が立つんだよ。」と言っていました。
ん〜、将来は芸術家かな。

真剣に耳を傾けるというのはやっぱり簡単で難しい。
難しい分、何か良いことも付いてくるようですね。

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