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勉強会のはしご

昨晩から勉強できる機会がたくさんあって嬉しい限りです。
嬉しすぎてちょっとアレですが。

午前中は名のない研究会@オチャ小
6年生の陸上運動、特に短距離の授業づくりが行われました。
キーワードとなるのは「感じ」と「気づき」です。

「感じ」とか「気づき」といったものは、とらえにくいものです。
院生の時にHンマ先生に教わったスポーツ運動学を思い出しました。
これを自分が理解するだけでなく、子どもたちに伝えようとするのは骨が折れます。

初めての参加だったので、ちょっと緊張しましたが、皆さん人当たりの良い方ばかりですぐに議論に加わることができました(元々、知っている方もいらっしゃって逆に驚いたりもしましたが)。
たたき台の無い状態での話し合いだったため、ちょっと停滞した場面もありましたが、この会はこういうスタイルなのでしょうか。
これまで参加してきた会は、提案ありきだったのである意味では新鮮でした。これはこれで自由に話せるのが良いところだと思いました。
授業づくりの方向性が定まってくると、また違ってくるのかもしれません。

昼食の後、次の勉強会に移動。
午後は小学部会@セショー
テーマは「学級経営と体育」と「今年度の振り返り」でした。

今年はクラスを持っていないので、ちょっと距離を感じてしまいました。
しかし、話題は学級経営に留まらず、現在の学校現場が抱える課題にも及びました。
その中で「足並みを揃える」「寄り添う」という2つの言葉が耳に残りました。

隣のクラスと足並みを揃える。
これは誰のために行われているのでしょうか。
子どものためという建前で、実際には学校のためでしょうか、保護者のためでしょうか、教育委員会のためでしょうか。

足並みを揃えるには、クラスの全員にある程度の社会性を身に付けさせる力量が必要となる。
これは若手の先生にとっては難しい。それでも、一昔前には教師同士の寄り添いや、家庭の寄り添いがあった。
しかし、今の時代はそれが乏しい(1990年代以降の起案主義によって助長されたらしい)。
いくら若手で会っても自己責任の色が強くなってしまったのだ。
こうなるとアドバイスももらいにくくなる。しかも、そのアドバイスも子どもに寄り添えば良いのか、厳しくすれば良いのか分からないくらい両極端なものだったりする。

合理化が推し進められる中で、足並みを揃えるというのは、とにかく教科書の進度を合わせることになっている。
良い意味での緩やかさが求められるのではないでしょうか。

いやはや、大変濃密な1日でございました。

打ち上げ@七味亭
はじめて行きました。

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