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どこまで生徒に委ねるのか

今日はIタムラ先生がスキー実習の引率のため、私だけで授業を担当しました。
本来は器械運動の続きをするのですが、さすがに離れた2ヶ所の安全管理はできません。
そこで、サッカー or バスケということで、男女混合の選択制にしました。

女の子は友だちと「どうする?どうする?」がと相談する子が多く、男子は「俺はサッカー!」と即決が多数。
自由に選ばせたので、当然ながら人数に偏りがありました。
しかし、本当にヤル気があればそれでも楽しめるんですよね。

小学生くらいだと、その運動の持つ楽しさを味わうだけでなく、雰囲気で楽しめる面もあるように思います。
よって、マネジメントを上手くやってあげれば、それなりに楽しめる(楽しんでいるように見える)のではないでしょうか。

一方、中学生はその運動が持つ楽しさをより重視する傾向があると感じます。これが味わえない場合は、いくら効率の良いマネジメントをしたとしても運動に取り組もうとしません。
逆に言えば、その運動が楽しければ自分たちである程度のマネジメントを行い、自発的に運動を楽しむことができるのです。

自分たちでスポーツを楽しむ場をつくる力は、学校にいるときよりも、社会に出たときに発揮して欲しい力です。
そう考えると、どこまで生徒たちに委ねるのかは生徒の姿をよく見て、常に考えておくべきでしょう。

生徒たちだけで運営し、運動を楽しむ姿が見られることは私にとっても嬉しいことです。
生徒理解という言葉は書いてしまえば漢字4文字ですが、語ろうと思うと簡単ではありませんね。

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