Translate

中学生が集団のとき

今日はスポーツF全日。
今日ぐらいは、がっつり練習の時間をとりましょう。

やってみると、これほどまでにクラスのカラーが出るものか…ってぐらい違いがありました。
ひたすら練習するクラスがあれば、ケツを叩かないと動こうともしないクラスもある。

もちろん、それは性別によっても違う。
男子に至っては「ウケをとれればいいんじゃねぇ?(笑)」なんて言うヤツもいる。
その割には、こちらから「じゃ、出なくていいよ。」と言うと、しまった…という顔をする。

何か上手くいかないことがあると、失敗することを考えるのは普通だと思う。
でも、彼らの場合は失敗を恐れている…と言うか、耐え切れないのでしょう。
「ウケをとれればいいんじゃねぇ?(笑)」の裏側にあるのは何だろうか。
失敗したときに「オレ、本気じゃなかったし」とでも言い訳できるようにしているのだろうか。

スポーツFともなれば、先輩も先生も保護者も、そしてちょっと気になるアノ子も見ている可能性が大いにある。
それでも、まぁ、チラッと見られるくらいのものでしょう。
「誰も君のことを、ずっと見ていやしないよ。」
そう言ってあげたいが、言ってあげても無意味な気がする。

(周囲の人のことが気になって気になってしょうがない。)
(きっとあいつも周りの人が気になっているはずだ。)
(つまり、オレも皆に見られているんだ。)
こんな感じでしょうか。

クラスによってカラーが大きく違うのは、個人の意志が弱いから。
ムードメーカーがいるクラスは簡単に良い雰囲気になる。
その子の意志が強烈で、その意志に他の子が合わせるから。

一方で、いつまで経っても練習できないようなクラスにはムードメーカー(またはリーダー)がいない。
つまりバラバラ。
それぞれにやりたいことがあるために、協働的な雰囲気ができないのとは違う。
個人の意志が弱いから、ぶつかることもなく、まとまることもない。
それでいて失敗もしたくない。

本当はそれぞれ意志があるんだろうけど、表明の仕方がわからないのだろうか。
心の中は複雑なんでしょうな。

そんな時期の子どもたちなので、メンドイことも多々ありますが、面白いこともあります。
本気を出さざるをえない状況(本気を出しても目立たない状況)で彼らがどう変わるか。
明日が楽しみです。

コメント

このブログの人気の投稿

クーパー走

保健の授業

Web時計つくりました