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「いつもどおり」と「不謹慎」

昨日に続き今日も臨時休校です。
そんな中、月末に予定されていたセミナーもキャンセルになりました。
予想通りと言えば、予想通りなのですが…
東日本の多くの先生方は、おそらく年度末に片付けなければならない仕事が増えていることでしょう。そのような状況ではやはりセミナーは開催されるべきではありませんね。

被災地の報道やTwitterを見ていると、「いつもどおり」と「不謹慎」という2つの言葉が気になりました。
いつもどおりではなくても「いつもどおり」を貫くことが大切。今日は首都圏が交通マヒで大混乱のようですが、僕は歩いて出社します。着替えのシャツは持ちますが、いつもどおりの顔で。高校時代の恩師…現在も岩手県内で教員をつづけているはずですが、その恩師はこんな話をしていました。「大雪で遅刻しただ?バカモン!雪が降るのは昨日からわかってただろ。夜から歩けば始業に間に合うではないか!」と。大雪の中で明け方から歩かされたことを思えば、東京での徒歩通勤などラクなもの。via スポーツ見るもの語る者~フモフモコラム
被災地の人たちは、辛い状況を知ることよりも楽しい話題が欲している方もいらっしゃるようです。
しかし、被災地以外の人が楽しい話題を世に発信することを「不謹慎」だと言う人もいるのです。

「不謹慎」でググると、いわゆる不謹慎な内容が書かれた記事がたくさん見つかります。
3月15日の夜の段階では、やはり地震関係が多くを占めています。

不謹慎か否かという判断は、人それぞれ違うと思います。
それでも、大切なのは相手(今回は被災地にいる人)を思いやることではないでしょうか。

それは、4-2の子どもたちが実習生の先生とお別れをするとき、必ず楽しい会をしようとすることに似ています。
子どもたちは実習生の先生と別れるのが楽しいのでしょうか?
違いますよね。
たとえ別れであっても、最後まで相手を楽しませようとしているのです。
「楽しい」と「楽しませる」では、自分主体か、相手主体かという違いがあります。

今は子どもたちが登校することができない「いつもどおりではない」状態です。
しかし、いずれは子どもたちが登校できる「いつもどおり」が戻ってくる。

子どもたちが戻ってくる時のことを考え、「いつもどおり」に、できる仕事をやるだけです。

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