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東日本が揺れた

今日も代休。
昨日と同じく、Kシノ先生と遅めのランチに出かけました@一風堂
リニューアルしてから行くのは初めて。ちょっと味が濃く感じたのは久しぶりだったからでしょうか。
3年生の子がたまたま入ってきました。駒沢公園で野球をやってきたらしい。
我々同様、代休を満喫していますな。

このときまでは、普通の代休だったんです。
ところが…
その帰りのことでした。
突然、世界が揺れ始めました。

大きな、大きな揺れでした。
店の壁面に取り付けられた看板は落っこちそうなくらいに揺れました。
電信柱も左右に大きく揺さぶられています。
揺れに気づいた車も止まっています。
道が波打っています。

すぐ側にいた子連れのお母さんが「どうすれば良いの!?」と静かに叫んでいます。
それは誰に言うでもなく、思わず言葉になってしまっているようでした。


揺れがおさまってから、ドラッグストアの中を見ると商品が棚から飛び出し、店の中はめちゃくちゃでした。
このときはまだ「大きな地震」くらいの認識だったため、近くのスーパーに行って買い物をしました。
店内はドラッグストア同様、物が散らばっています。
でも、それ以外は案外いつも通りです。

学校に戻ると、残っていた先生方が安全点検をしているところでした。
私も教室等の様子を確認。幸い無事でした。

教員室に戻り、テレビに目を向けると、信じられないような光景が延々と映し出されていました。
瞬く間に津波に飲み込まれていく車や建物…おもちゃのようでした。

地震の影響は東北だけでなく、すぐ東京にも現れました。
電車で通勤なさっている先生は帰宅難民状態です。
子どもたちが登校していなかったのが、不幸中の幸いでした。

結局、この後帰れない先生たちに付き合い、夜中まで学校にいました。
その途中、21時頃にご飯を食べに外に出ると、途切れ途切れの列をつくりながら、ぞろぞろと夜道を歩いている人が見えました。
この人達はどこから歩いてきたのだろうか…そして、どこまで歩くのだろう…

日付が変わった頃、電車が復旧したというニュースが入り、学校を出ました。

この日記を書いているのは5月の終わりですが、東北地方太平洋沖地震の影響は今になっても明らかになっているとは言い難い状態です。
まだ隠された事実があるかもしれませんし、これから更に問題が発覚する可能性もあります。
できるだけ「普通」に生活できるように努めたい。

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