Translate

修了の会の無い修了

今日は本来、修了の会が行われる予定だった日です。
しかし、その会は行われませんでした。
その代わり、通知表等を受け渡す機会が設けられました。

子どもたちとの久しぶりの再会です。
いつもの修了の会と違ったのは保護者同伴だったということ。
子どもたちに通知表を渡すとき、いつも1分面談をしています。
その様子を見てもらうのも良いなと思いました。その場で家庭でのフォローアップを頼めますからね。

子どもたちの様子が気がかりだったのですが、学校に来ればいつもの通りでした。
その様子を見ていて、実際に会うことの大切さを感じずにはいられませんでした。

「家で暴れて大変ですよ〜」と苦笑しながら話すお母さん。
そりゃそうでしょう。
休み時間の様子を見ていればよく分かります。

そう言っている目の前で公共広告機構(AC)のCMのモノマネをしています。
「ポポポポーン♪」
思いつきでやっているそんな遊びも楽しくて仕方がなさそうです。


今週、通常通りに授業ができたらなぁ…
思わずそんな気持ちが沸き上がってきました。
まさか、このような形で学級を閉じるとは思いませんでした。
でも、この解散の仕方も見方を変えれば「長い歴史を持つ本校でも珍しいことだったよね。」と、いつか話のタネになるかもしれません。

子どもたちへの最後の学級通信にも書きましたが「問題が起こったときは視点を変えて考え、行動する」ことが大切だと考えます。
2組の子どもたちは総合の時間を通して、視点を変えて同じものを見ることを体験しました。
上から・斜め上から・下から。
同じものでも視点が違えば三者三様となります。

今回の震災で家に待機している状態をどう考えるか。
「ただただ不幸だ」と考えるのも一つ。
「春休みが長くなって良い」と考えるのも一つ。
「いつか話のタネになると良いな」と考えるのも一つ。
これらの他、いろんな考えを持っておき、それから行動することでより良い次の一手が打てるはずです。

今日を以て、彼らとの2年間はおしまいです。
楽しい毎日をくれた2組の子どもたちに感謝、感謝、感謝です。

コメント

このブログの人気の投稿

クーパー走

保健の授業

Web時計つくりました