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太陽の動き

太陽は動かない。地球が動いてる。
よく本を読んでいる子どもを中心に、そういう声が聞こえてきます。

そのとおり。
でも、自分を基準にすると確かに動いているわけです。
見方の問題ですね。

太陽の動きを見るために、直接太陽を見ると目を痛めてしまう可能性があります。
ということで、影を見ましょう。

1. 影が北西を向いているとき、太陽は南東。その時刻9時半。
2. 北を向いているとき、南。12時。
3. 北東を向いているとき、南西。14時。

つまり、太陽は東から西に向かっているとわかるわけです。

でも、ちょっと待ってください。
影の長さが違いますよ。

1.に比べて、2.は短い。
2.に比べて、3.は長い。
1.と3.はほとんど同じ長さ。

2.は、1.3.と何かが違うらしい。

3年生は角度を習っていないので、ここの説明が難しかった。
影の長さは高度が上がれば短くなり、高度が下がれば長くなる。
それだけのことなんだけど、黒板だと伝えきれないんですよね。

そこで、プロジェクターの光を使って説明してみました。
棒に真上から光をあてます。
同様に、斜め上から。
さらに、ほぼ真横から。
こうやって影の伸びる形を視覚化してあげるとイメージしやすかったようです。

太陽は東から西へ動くこと。
そして、時間によって高さが変わること。
この2点をおさえることによって、太陽の動きを立体的に捉えることができたと思います。

ちょっと内容が学年を超えている気がせんでもないけど…

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