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フゴー研@O泉小

今日はフゴー研。O泉小のKサマツ先生の提案授業「バスケットボール」です。

授業は14時過ぎからでした。
見ているとかなりスピーディーなゲーム展開で、子ども達も楽しそうでした。

でも、ちょっと違和感を感じました。
それは「これはバスケットボールなのだろうか?」ということでした。

単元前半であまりにもシュートが入らなかったために、ゴールの下に補助ゴールを取り付けたようですが、そのゴールはかなり低く、更に真下に無敵ゾーンがありました。
つまり、ゴール下に入った瞬間にゴールが確定してしまうのです。

指導案や、指導者自評でシュート(ゴール)へのこだわりを感じたので、「バスケットボールの楽しさとは何か?」と問いかけてみました。
その問いの答から、ゴールへのこだわりがあることは間違いなさそうでした。

そんなにシュートは大切か?
というのが私の思うところです。
確かに低学年であれば、みんながシュートするという目的もアリだと思います。
しかし、高学年であればゲームの中における自分の役割というものを、各々の子どもたちが意識してゲームに取り組めることが楽しみにつながるのではないかと思うのです。

勝負に勝つためには、シュートを決めなければなりません。
シュートを決めた人はスゴい!ですね。
でも、シュートを決めた人にパスをおくった人はスゴくないのでしょうか?
周りにスゴい!と言われなくても、パスをおくって満足している子はいないのでしょうか?

シュート、パス、ドリブル、リバウンドなど技術的な面が全て高まっていることが理想的なのは言うまでもありません。
しかし、高学年であれば自分たちでゲームを作る力(ルール作りや、正確なジャッジ等)を持っていることも評価されるべきです。

「シュートが入って良かったね!」とか「勝てて良かったね!」で終わらず、「自分はこのゲームで○○という役割はできる」と一人ひとりが思えるゲーム作りが、生涯を通じてスポーツを楽しむ素地を形成するのではないかと個人的には思っています。

なぜそう思うか?
私は未だに球技が苦手ですが、「これだったらできる!」と思っていることが一つだけでもあるから何とか球技に取り組むことができるんです。
まぁ、それは…体力の続く限り動き回るという力技なんですが…

打ち上げ@楽市
その後、O泉の3人(フーテン含む)とラーメンを食べてから帰る@だんだん
今日は思った以上に早く帰宅できました。
Kサマツ先生、お疲れ様でした。
フーテンもお疲れ様でした。

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