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授業にiPad 2を

今日は保健、体育ともにiPad 2を使ってみた。

まずは保健。座学です。
利点は、多くの資料を提示できること。
特に今回取り扱ったような生活習慣病の第1時では使いやすく感じました。

「なぜか?」「どうすればいいか?」を考えるためには、それに関する知識が必要となります。
今回の場合は、例えば「どのように病気を予防するか?」に答えるために、症状や原因を知る必要があるでしょう。
すると、自然と指導すべき内容が多くなります。
このような場合は、図や表を示しながら説明すると分かりやすい。

iPad 2を使うときは、パワポのファイルをPDFに書き出しておくと便利です。
小さい文字を拡大できるので、単純に見えやすくなるだけでなく「ここ注目だよ」というメッセージとしても使うことができます。


一方、体育実技では、動いている様子を撮影し、すぐにフィードバックできるのが良い。
これまで使っていたXactiは液晶が小さく、子どもに見せられるには見せられるけど…って感じでした。
ところが、iPad 2ならば複数人に見せることが可能です。

共有するタイミングって大切だと思うんですよね。
一緒にやっていることだったら、フィードバックも一緒に。
その方が盛り上がる。


可能ならば、生徒一人ひとりがiPad 2を所持させてみたい。
紙の無駄が減らせるし、カラーで出してもお金はかからないし、映像資料を渡せば家でも見られるし。
iPad 2上でノートを取らせ、そこに学習感想を書かせて、授業終了時にはクラスの皆で共有するということも考えられる。

もちろん「ゲームとかするんじゃないの?」っていう心配はあると思う。
でも、結局遊ぶヤツって遊ぶんですよね。
教師は教材で惹きつける努力をし、生徒は集中して授業に参加する努力をする。
そういった双方向の努力が無いと、良い学習環境はできないと思う。

こんなに便利なiPad 2ですが、ひとつだけ不便なことがあります。
休憩時間になると、羨ましがって生徒が群がってくる…
浸透するまでは仕方ないか。

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