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第3回体育の授業力向上を志す会

初めてのセミナー講師でした。
ついにこの日が来てしまった…という感じです。

志す会の売りは、授業に関わる実技研修を行った直後に実際の授業を見ることができることです。
従来の研修会だと、授業は授業、実技は実技と別個の内容になっていることが多く、せいぜい授業後に実技があるくらいのものです。

そういうわけで、実技研修を受けました。
内心、午後のセミナーの内容が気になって仕方なかったので集中できないかなぁ〜なんて思っていましたが、やり始めれば熱中してしまうものですね。
はしごドッジなんて、ついつい熱くなってしまいました。

協議会の時間を使ってセミナーの準備。
さくっと完了。Kミヤくんお手伝いありがとう。

昼食後、午後のプログラム開始。
セミナーの1つ目です。

お茶大附小のNリヤ先生の提案でした。
飽和してから再構成をするという考え方は、うちの学校の考え方(切実感や、学び続ける原動力)といった部分につながる部分であるように思いました。

子どもたちにぐらぐら感を味わわせるにあたり、平均台や跳び箱をダイナミックに使う方法を提案なさっており、それは大変インパクトのあるものでした。
しかしながら、危険性を回避しきれない面があることや、他の方法で良いのではないかという意見も挙がりました。

また、私としては子どもたちの挑戦課題が違うのではないかと思いまいした。
ぐらぐらしているのを楽しむというよりも、ぐらぐらしている状態からいかに安定させるかということに子どもたちの挑戦課題があったのではないでしょうか。

これは、授業の回し方によって違ってくるのかもしれませんが、実技を通して私は「コワイなぁ」と思ってしまいました。
子どもたちの中にも同じ気持ちになる子がいるだろうなぁと思うと、ぐらぐらする方向に向かって行くよりは、安定させるためにどうするかを考えていく方が安心感があるのではないでしょうか。

そうこうしている間に自分のセミナーの番がまわってきました。

少しビビりましたが、AVRCの時の雰囲気を見にまとうことで徐々に落ち着くことができました。
やっぱり「持久走」っていう自分のフィールドだったからですかね。

最初に理論的なことについてお話してから、実技にうつりました。
そのとき、はたと気づいたのです。

あの人知ってる…

あの野球っぽい服装した人…

あれは…Mルヤマさんだ…

と、書いても分かる人の方が少ないかもしれません。
Mルヤマさんとは、その昔、22大の幹事会の飲み会で出会った人なのです。
あれは確か1年生の時の冬だったので、2003年じゃないかなぁ。
当時、なぜか社会人にも関わらず参加されていたMルヤマさんの「Mルヤマ〜♪チェーック!」は一度目にすれば忘れられません。

もしかして…と話しかけると、「俺もなんか知ってる人だと思ったんだよ〜」と覚えていてくれたようです。
いや〜、まさかこんなところで再会するとは…

全然セミナーの内容に関係ないことを書いてしまいましたね。
本題に戻ります。
私の提案としては、持久走に客観的指標(HRとRPE)を用いることで、自分の身体に気づき、感じることができるというものでした。

自分の身体は自分が思っている以上によくわからないことだらけです。しかも、これから成長期に突入する子どもたちにとっては自分の身体はとても関心が高いことが予想されます。
子どもたちは運動による自分の身体の反応を計測することにより、コントローラブルな部分があることを学びます。
そういった過程を「気づく」から「感じる」という表現をしました。

このことについて、Nリヤ先生からご意見を頂きました。
「気づく」から「感じる」という方向性のみ成立するのではない。「感じる」から「気づく」こともある。つまり、「気づく」と「感じる」は往還する

あ〜、なるほど。言われてみればそうですよね。
そう考えると、理論的な部分は修正可能だな。今後に生かしていきたいと思います。

セミナーが終わり、お悩み相談室の時間になりました。
思った以上にこの時間のニーズはあるようです。
来年度以降の会の在り方として、この部分は検討していく必要がありそうですね。

17時くらい(だったかな?)にお開き。
打ち上げ@仙鶴楼
2次会には、たまたま算数の研究会の打ち上げもやっておりました。あ、Oノ先生がいる。公開授業お疲れ様でした。

さて、帰ろうと駅に向かうと、またまたOノ先生と遭遇。
途中まで一緒に帰る。

不思議だよなぁ〜。
去年は同じ職場にいた人が、お互いに立場を変えて、同じ日に同じ場所で研修会やってんだもんなぁ。
ほんと何が起こるかわからんよなぁ。

とにかく、今日という日を無事に乗り越えられて良かった。
サトシ先生をはじめ、先生方には想像以上の好評価を頂き、身に余る思いです。
反省すべき点をしっかり反省し、次の機会につなげたいと思います。

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