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平成22年度第1回授業研究会

今年度1回目の授業研究会がやってきました。
授業研究会は、共通のテーマを元に提案する研究発表会とは違い、一人一研究、つまり個人研究に基づいて授業を公開・提案し、参会者から意見を頂くという形をとっています。

体育部からはお二人が提案してくださいました。
  • Sトウ先生のマット運動遊び(2年生)「マットランドで遊ぼう!」
  • Mラタ先生とYマモト先生の小中合同授業(小5、中2)「体をつくる!」
まずは、「マットランドで遊ぼう!」が公開されました。
この単元は、先日の附合研で公開した授業の続きになっています。
そのときにいらっしゃった附属のメンバーの方々が再び本校に足を運んでくれたので、子どもたちの変化と共にコメントして頂けました。

次は、本校で4・4・4のカリキュラム(小1〜小4、小5〜中2、中3〜高3)が開発されてから、しばらく行われていなかった小中合同授業「体をつくる!」です。
この授業では、小学生は中学生から方法を学び、中学生は学んだ理論を小学生に教えることで学び直すことを目的としています。
ジョギングや縄跳びなどの有酸素運動を中心としたグループや、サーキットトレーニングのようなアスリート的な運動を中心としたグループ、バランスボードで体の調整力を高めるようなグループなどに分かれて学習を進めていました。

協議会の司会はウチダ先生でした。
(授業研究会は本来、司会も自分でやるものらしい…)
前半はSトウ先生の授業を、後半はMラタ先生の授業を議論の中心に置くような展開をしていました。

動きがあったのは、「学び続ける共同体に惹きつけれられてきた。」と仰った先生の言葉でした。
「まだよくわからない。」と言うのです。

確かに今日の授業では分かりづらい面もあったかもしれません。

そこで、Mラタ先生から問いかけがありました。
「学び続ける個と学び続ける集団、どちらが重視されるべきだと思うか?」

その先生の答えはこうでした。
「失敗をもとにその子が新たな学びに向かう。それを見て他の子が新たな学びを生み出す。議論の中から少し見えた。」

Mラタ先生は「学びというのは必ず最後は個人に落ちる。」と言って締め括りました。

この一連のやり取りは勉強になりました。
よくわからないと言う相手に、なんやかんやと説明しまくるよりも、問いかけることが有効に働く場合があるということです。
協議会の駆け引きって難しいなぁ。

授業者のSトウ先生、Mラタ先生、本当にお疲れ様でした。

後の会は、全教科部+お客様で行われました@福福屋。
2次会はMinton House。

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