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中学校における教育実習の体育授業

今日は担当している実習生の体育授業がありました。
保健(座学)との違いを実感したと思います。

初めての授業において、授業者の反省はどこに向くのか。
それはほとんどの場合、教師行動に関するものです。
「準備が甘かった。」
「もっと褒めれば良かった。」
「集合させる回数が多すぎた。」
反省の場ではそういう言葉が聞こえてきます。

それでも、私の目にはよくできているように映りました。
なんでだろうなぁ?
と考えてみたところ、続けて同じ内容の授業を行うからという答えに行き着きました。

中学校ではクラスに張り付くわけではなく、担当した学年に張り付く形をとるため、同じ内容の授業を連続して行うことになります。
同じ内容を教えるということは、特にマネジメントの部分で、1回目よりも2回目の方が効率が良くなると予想されます。
これは、小学校のように同じ授業を繰り返すことが無い場合では実感しにくいことだと思います(専科を除く)。

そういったことから、中学校における実習生の変容と、今まで私が見てきた小学校における実習生の変容とは異なっていました。
つまり、実習生が1日の授業実践の中で、成長している部分が顕著に見えたから、私の目にはよくできているように見えたのです。

教師行動に関する部分は中学校の方が学びやすいのかもしれません。
でも、その分、一人ひとりの子どもに応じた指導の在り方を考えるのは難しいのかもしれません。
今後の授業ではどういった変容を見せてくれるのか。楽しみです。

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