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1学期の振り返り

立派になったもんです。
今年度から始まった見通し係の子たちは言いました。

「1学期の振り返りをするから2時間ください。」

朝、漢字テストを終わらせたら自分たちで話し合いを始めていました。
特に先生がお話しなくても進められるようになったのね。

係ごとに振り返るという形をとっていました。
悪かったところと良かったところを発表するようです。
私は掲示物をはがしながら耳を澄ませていましたが、なかなかまともな事言うようになったもんだと感心してしまいました。
2学期はしっかり時間とってあげようかな。

4時間目。なんだかんだで今日でピッチングダッシュも終わりです。
ゲームを重ねるごとに、遠くに投げることへの意欲が高まったり、守備のフォーメーションを工夫したりする姿が印象的でした。
最初負けなしだったチームの子がいった「チームがチームとして成り立つ条件」の話を受けて、周りのチームが急成長したことも良かった点です。

しかし、それだけでは終わりませんでした。

最後の最後で悔しくて泣いている子がいました。
悔しいだけなら良いんですが、審判のせいにし始めたのでそこは指導しました。

前回巻き起こったえこ贔屓議論を再び起こそうと思ったのか、「審判が贔屓した!」と泣きながら訴えるのです。
ところが、その場には私が張り付いていて、怪しいジャッジについてはその場で声をかけており、ゲームは滞りなく流れていました。

要は、勝ちたくて仕方がなかったのです。
彼の負けが決まった瞬間、責任の所在は自分でもなく、自分のチームでもなく、相手チームでもありませんでした。
恐らく、当たるところが審判しかなかったのでしょう。

この子はこれまでも散々口論した後、「勝ったからいいや」と言い捨てたことがありました。
そんな事言って自分が満足しても、周りがその後どういう目で見てくるか考えてないのだろうか?
いや、わかっていても、抑えきれないのかもしれない。

うまくないよな。
うまく対応できる術を教えてあげたい。
でも、その術を教える術を持たないのです。未熟な私は…

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