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読書感動文?

読書ノートを出さないのです。
読書ノートを書かないのです。

堪忍袋の緒がはじけ飛びました。

出さない子に対するアドバイスは、「自分のリマインダーを持て。」
何でもいいから、思い出させてくれるものを持ちなさい。
何度も見直しなさい。
と、きっと何度もその子に言うことになるでしょう。
私がリマインダーの一部です。

さて、書かない子です。
なぜ書かないのか聞いたところ、「読んでいるけど、面倒臭いから書いてない。」
なるほど。なるほど。ごもっとも。
でも、それはちょっと違うんじゃないの?と突っ込む。

面倒なのは、実は面白く書かなくちゃいけないと思ってるせいで、何を書いたらいいか分からなくなってるんじゃないの?と更に突っ込む。

先日読んだ本に、「読書感想文は、読書感動文ではない。」という言葉がありました。
私もその意見に賛成でございます。

本ってのはそもそも面白そうだと思って選ぶものなので、読了後に面白かったという気持ちになることの方が多いとは思います。
そうは言っても、毎回感動したことを書こうとすると厳しいですよね。
言うまでもなく、自分にとってつまらない本もあるわけですから。

3年生の子たちだと語彙的にも、その面白さを上手く表現できないことの方が多いのではないでしょうか。
同じ本を読んでいる人ならまだしも、読書ノートを提出する相手(読み手)がその本を知らないのでは尚更です。

そこで、子どもたちには【読み手を意識して】、自分のすきなところを【要約】し、それに【自分の思い】を付け加えて書く事をオススメしておきました。
定型文みたいな平易な形で提示したんですが、何て書いたか忘れちゃった…
ま、いっか。職場に行けば分かるから。

このお話はそこそこ響いたようで、早速、読書ノートを書き出す姿が見えました。
よしよし。
でも、何日もつかなぁ。
効果が切れる前に次の手をうっていきたい。

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