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去り行く秋を感じて

お隣のホリイ先生が持って来た落ち葉を、うちの子が受け取りました。
「落ち葉を使った授業をしたい!」
というリクエストにお応えして、急遽秋を感じる活動を設定することにしました。

2年生までは色の変化に気づければOKですが、3年生なので、手触りの違いにも気づいてほしい。
そこで、今回は落ち葉でしおりづくりをすることにしました。

秋の終わり、そして冬の始まる季節。
本校では、緑、黄、赤、茶など様々な色の落ち葉を見つけることができます。
それらを手に取ってみると、緑の葉よりもざらざらしていたり、枝の部分が細く、固くなっていることに気づかされます。

しおりを作るために、子どもたちは夢中になって葉を見ます。
「これ3色も混ざってるよ。」
「ギザギザになってる。」
「見て見て!真っ赤だよ!」
もちろん、集めるプロセスの中で葉にたくさん触れることができます。

集めてきた葉をラミネーターでパウチしてしまえば、あっという間にしおりの完成。
これだけだと味気ないので、穴あけパンチで穴をあけ、紐を通すとそれっぽくなります。

子どもたちには直接言っていませんが、個人的に「本を読ませようキャンペーン」を実施中です。
最近は、オススメの一冊を紹介する活動を通して、作文能力とプレゼン能力を引き上げると共に、本に親しむ機会をつくっています。

今日のしおりづくりでは、視覚と触覚に重点を置いた観察の方法を学ぶと共に、そのしおりを使って、さらにたくさんの本を読ませるための手だてとなっていれば幸いです。

一石二鳥どころか、三鳥、四鳥になるような活動をもっと増やしたいですね。
子どもから出てくればより良いですよね。

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