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校内研 国語

今日は午前中で授業は終わり。
5時間目に校内研が設定されていました。
5年生の国語の授業。Fクダ先生です。

今回は実習中ということもあり、実習生も授業を参観しました。
2月の研究発表会みたいな感じ。
異様な雰囲気でした。

あとで、実習生の日誌を見ていると、「子どもの様子と共に、それを参観している先生方の動きが気になった」という記述があった。
なるほど。何を見れば良いのかを知るためには、観察している先生を観察すれば良いのではないか。ということですか。

確かに何を見れば良いかっていうのは分からないときがある。
見る目を養うというのは、授業研究を継続的にし続ける必要があるのだと思う。まだまだ、勉強、勉強です。
しかし、少なからず我々との違いはあるようです。
(お金もらってんだから当たり前っちゃ当たり前ですが…)

今日の授業は実習生の目には、良い授業と映ったらしい。
その一方で、授業後に教員間で話していたときは、特筆する事が無いという感じだった。
強いて言うなら何を提案したかったのだろうか?という点が挙げられた。

何かを提案しようとする授業というのは、これが良いんだ!という授業者の思いの詰まったものです。
それと同時に、オリジナリティに溢れたものであるがゆえに前例が無い、つまり、参考にする物がありません。
こういった理由から失敗する可能性がかなり高いと言えます。
現に、成功したように見えた校内研というのは、数えるほどしかありません。というか、もしかしたら一つもないかもしれません。

校内研での失敗経験については、講師として来てくださっていた本学のOクマ先生もおっしゃっていました。
Oクマ先生は昔、本校の教諭をしておられたのです。
そのとき成功した授業は1回だけ。しかも、専門外の社会だったと言うのです。

校内研で失敗ばかりしている学校が、どうして全国発表をできるのか?
この学校に入ったばかりのときは、そう思っていました。
でも、今はこう考えています。
失敗したときに、その原因を指摘してもらい、内省をし、成功に向かって教材を開発したり、子どもと生活をつくったりする。
そういったプロセスを挫ける事無く続けていくことで発表するところまで高めていくのだろうと。

Fクダ先生は初の校内研だったそうです。
やっぱ厳しいよな…うちの学校って…
再認識させて頂きました。
本当にお疲れさまでした。

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