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難しいことをやりたい年頃

GW明け初日。
さんざん息抜きしたせいか、なかなかエンジンがかかりません。
それは先生も、子どもも一緒。

授業準備をしていたら、倉庫の鍵を差したままシャッターを開けてしまった。
その弾みで鍵は飛んでいった(と思う)…
探しても、探しても、見つからない…
Iタムラ先生にも探してもらいましたが…
貴重なお時間を…すいませんでした…

凹んだまま授業へ。
バットレスボールをやってみた。
しかし、男子には不評だった。

バッターがボールを投げるのだとカンタン過ぎる」というのが子どもたちの主張でした。
そっかぁ(え?ちゃんと守備できてないじゃん。)

更に「バットを使いたい」という要求があった。
でも、明らかにバットでは打てない生徒が多い。
どうしたものか…

「打てなくなっても良いの?」
「良いよ。」
「それじゃ点が入らないと思うけど、それでもバット使う?」
打てないぐらいが良い。上手い奴だけができるぐらい難しくないと面白くない。

ははぁ〜。
いやぁ、この言葉には驚かされた。
というか、中学生の実態を理解していなかった自分の浅はかさを情けなく思った

子どもたちの思考と客観的な状況をまとめると、以下のような感じだったと思う。
「バットで打つ」という攻め方の代わりに、「ボールを投げて攻める」ことが提示されたものの、その挑戦課題では熱中できない。
ところが、期待される技能を発揮できていない。
それにも関わらず、「自分たちはできている」という自己評価をもっている。
だから「より難しい挑戦課題に取り組みたい」のだろう。

子どもたちにとって、解決すべき問題は何かというのが上手く伝えられなかった。
面白さを伝えられなければ、子どもたちが楽しむわけがないわな。
導入って…大切です。

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